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60歳からの新たな挑戦!ハローワークの職業訓練でWEBスキルを習得した私の体験記 – 人生はいつでも再起動できる!


1. 衝撃の定年退職!そして訪れた人生の岐路:

還暦を迎えた昨年の春、長年勤めた外資系人材サービス会社を定年退職しました。17年間、ITの世界に身を置き、特に後半の約14年間はServiceNowというITサービス管理プラットフォームの導入に情熱を注いできました。世界各国の関連会社400社への導入プロジェクトを成功させた時の達成感は今でも鮮明に覚えています。しかし、定年という節目を迎えた時、長年の仕事から解放される安堵感と共に、社会との繋がりが途絶えてしまうのではないかという漠然とした不安が押し寄せてきました。

第二の人生をどう歩むべきか、私は立ち止まって深く考えました。趣味に没頭するという選択肢もありましたが、長年培ってきたITの知識と経験をこのまま眠らせてしまうのはもったいないと感じました。何か新しいことに挑戦し、社会との繋がりを保ち続けたいという強い思いが湧き上がってきたのです。家族や友人との会話、過去の同僚との再会などを通して、これまでの自分のキャリアをさらに発展させるという新たな可能性が見えてきました。「まだまだ自分にはできることがあるはずだ!」という強い信念が、私の心に再び灯った瞬間でした。

過去の経験を振り返ると、ServiceNowの導入を通じて、多くの企業がITILのプロセスを改善し、業務効率化を実現していく様子を目の当たりにしてきました。その過程で、IT技術が社会に与える影響力の大きさを改めて認識し、自分自身もその進化に貢献し続けたいという思いが強くなっていきました。これからの人生で本当にやりたいことは何かを自問自答する中で、ITの知識と経験を活かし、さらに新しいスキルを身につけることで、社会に貢献できるのではないかという考えに至りました。

そして、「まだ自分にはできることがあるはずだ!」という強い信念が、私の背中を力強く押してくれました。定年退職は決して終わりではなく、新たなスタートラインに立ったのだと。これまでの経験を土台に、新しいスキルを習得することで、さらに成長できるチャンスが目の前にあると感じたのです。

2. 「ITの経験をさらに活かしたい!」燻る情熱に火がついた瞬間:

定年後もIT分野で何らかの形で活躍したいという強い思いが、日増しに募っていきました。漠然とした思いを具体的な行動に移すため、インターネットや転職サイトで自分のスキルを活かせる仕事がないかを探し始めました。ServiceNowの経験は豊富にあるものの、最新のWeb技術に関する知識が不足していることを痛感しました。

特に、クラウド技術やWebアプリケーションの開発といった分野の進化は目覚ましく、これらの知識がないと、今後のIT業界で活躍していくのは難しいのではないかと感じました。より市場価値の高い人材になるためには、ServiceNowの知識に加えて、何か新しいスキルを習得する必要があると考えたのです。そんな時、偶然目にしたハローワークの職業訓練に関する情報の中で、「WEB基礎科」のカリキュラムにJavaScriptが含まれていることに強く惹かれました。

JavaScriptは、Webサイトに動きやインタラクティブ性をもたらす重要なプログラミング言語であり、ServiceNowのクライアントスクリプトなどにも活用されています。これまでのITインフラの知識に、Web開発のスキル、特にJavaScriptを掛け合わせることで、新たなキャリアが開けるのではないかという期待感が膨らみました。

家族や友人にも相談したところ、「ぜひ挑戦してみるべきだ」と背中を押してくれました。年齢を重ねても学び続けることへの憧れはありましたが、本当に自分にできるのかという不安も少しありました。しかし、「今こそ、自分のITスキルをアップデートする時だ!JavaScriptを習得して、新たな可能性を切り拓こう!」という熱い思いが、不安を打ち消してくれたのです。

3. ハローワークとの出会い – ServiceNowの経験をさらに活かすための第一歩!:

ServiceNowの経験を活かしつつ、JavaScriptを学びたいという明確な目的を持って、私はハローワークの門を叩きました。初めて訪れたハローワークは、活気がありながらも落ち着いた雰囲気で、親切な職員の方が笑顔で迎えてくださいました。これまでのServiceNowの経験と、JavaScriptを学びたいという私の希望を丁寧に伝えたところ、WEB基礎科という訓練コースを紹介していただきました。

WEB基礎科のカリキュラムは、HTML、CSSといったWebサイトの基本的な構造から始まり、JavaScript、jQuery、Bootstrapといったより高度な技術、さらにはCanvaやPhotopeaなどのデザインツールまで、Web開発の基礎を幅広く網羅していることを知りました。まさに、私が求めていたスキルを体系的に学べる内容だと確信しました。受講資格や選考方法など、具体的な手続きの流れについても、職員の方が丁寧に説明してくださいました。

無料でこれほど高度なスキルを学べるという、またとないチャンスに、私の心は躍りました。他の訓練コースも検討しましたが、ServiceNowの知識と親和性の高いWeb技術を学ぶことが、再就職への近道だと考えました。選考に合格できるかどうかという不安はありましたが、「ServiceNowの導入プロジェクトで数々の困難を乗り越えてきた自分なら、きっとできる!」という強い決意を持って、選考に臨むことを決めました。

ハローワークでは、職業訓練の案内だけでなく、再就職に向けた様々な支援制度も提供していることを知りました。職業相談や求人情報の提供、就職支援セミナーなど、手厚いサポート体制があることを知り、心強く感じました。ServiceNowの経験をさらに活かし、JavaScriptを習得して、新たなキャリアを築くための第一歩を踏み出すことができたと実感しました。

4. WEB基礎を徹底的に学ぶ4ヶ月間 – まるで新しい言語を習得するよう!:

昨年10月から始まった職業訓練校でのWEB基礎科訓練。初日は、ServiceNowの世界とは全く異なるWeb開発の世界に足を踏み入れることへの期待と、新しいことを学ぶことへの少しの緊張感でいっぱいでした。教室には、様々な年齢やバックグラウンドを持つ仲間たちが集まっており、共に学ぶという一体感のようなものを感じました。

授業は、HTMLの基本的な構造やCSSでのスタイリングといった、Webサイトの基礎から始まりました。今まで全く触れたことのなかったプログラミングの世界に足を踏み入れるのは、まるで新しい言語を習得するような感覚でした。一つ一つ丁寧に教えてもらううちに、Webサイトがどのように作られているのかが少しずつ理解できるようになり、その面白さに夢中になっていきました。

JavaScriptの授業が始まると、Webサイトに動きが出てくる瞬間に感動しました。ServiceNowの画面開発にも、このJavaScriptの知識が応用できるかもしれないと感じました。さらに、jQueryやBootstrapといった便利なライブラリやフレームワークの活用方法を学ぶことで、効率的なWeb開発の可能性を感じました。CanvaやPhotopeaなどのデザインツールを使い始めた時には、ServiceNowのUI改善にも役立つかもしれないという新たな視点を得ることができました。

4ヶ月間の訓練は、毎日が新しい発見と学びの連続で、まるで学生時代に戻ったような充実感がありました。課題に苦労することもたくさんありましたが、ServiceNowの導入プロジェクトで培ってきた問題解決能力を活かして、一つ一つ乗り越えていくことができました。共に学ぶ仲間たちとの交流も刺激になり、年齢を超えた友情も育まれました。

5. HTML、CSS… ServiceNowの画面カスタマイズにも応用できるかも!:

HTMLの基本的な構造やタグを学ぶことで、ServiceNowのプラットフォーム上で表示される情報が、どのような仕組みで構成されているのかをより深く理解できるようになりました。以前は、ServiceNowの画面は既にあるものとして捉えていましたが、HTMLの知識を得たことで、その背後にある構造を意識するようになったのです。

CSSを使ってWebサイトのデザインが自由自在に変わることを学ぶうちに、ServiceNowのUIをより見やすく、使いやすくカスタマイズするためのヒントが浮かんできました。フォントの種類やサイズ、ボタンの色や配置など、CSSの知識があれば、よりユーザーフレンドリーなServiceNowの画面を作成できるのではないかと考えるようになりました。

基礎を学ぶ中で、ServiceNowの画面開発の裏側にある技術への理解が深まったことは大きな収穫でした。自分の書いたHTMLやCSSがブラウザ上で意図した通りに表示された時の達成感は、ServiceNowの設定がうまくいった時の喜びと似た感覚でした。簡単なWebページを作る過程で、ServiceNowの画面開発における制約や可能性を改めて認識することもできました。

エラーが出た際には、ブラウザの検証ツールを活用して、HTMLやCSSのコードの間違いを見つけることができました。地道なコーディング作業の中にも、ServiceNowの運用で培った論理的思考力が活かされていることを実感しました。まるでServiceNowの画面を自分で作り上げているような感覚を覚え、これまでの経験を新たな形で活かせるかもしれないという期待が膨らみました。

6. JavaScript、jQuery、Bootstrap – ServiceNowの機能を拡張できるかも!:

JavaScriptの授業が始まり、Webサイトに動きやインタラクティブ性を持たせることができるようになった時、私はServiceNowのクライアントスクリプトやUIポリシーといった機能をより深く理解し、高度なカスタマイズができるようになるかもしれないという期待に胸が膨らみました。これまで、ServiceNowの標準機能や設定で実現できなかったことも、JavaScriptの知識があれば可能になるかもしれないと感じたのです。

jQueryの簡潔なコードで、ServiceNowの画面操作を効率化できるアイデアも浮かんできました。例えば、複数のフィールドの値を一括で更新したり、特定の条件に基づいて画面表示を制御したりするなど、jQueryを活用すれば、より柔軟で使いやすいServiceNowの環境を構築できるのではないかと考えました。

Bootstrapのレスポンシブデザインの知識は、ServiceNowのモバイルアプリ開発にも応用できるのではないかと考えています。様々なデバイスから快適に利用できるServiceNowのモバイルインターフェースを開発するために、Bootstrapの知識は非常に役立つだろうと感じました。

自分の書いたJavaScriptのコードがWebサイト上で動き出した時の感動は、ServiceNowのワークフローが意図した通りに動作した時の達成感と共通するものがありました。静的な情報表示だけでなく、動的な処理やユーザーインタラクションをWebサイトに実装できるようになったことで、ServiceNowの機能拡張の可能性を強く感じました。「ServiceNowの経験にJavaScriptのスキルが加われば、鬼に金棒だ!」という強い自信が湧いてきました。

7. CanvaとPhotopea – ServiceNowのドキュメント作成にも役立つ!:

Canvaの直感的で使いやすいインターフェースに触れた時、私はServiceNowの導入手順書や操作マニュアルなどのドキュメント作成に非常に役立つと感じました。プロのような見栄えの良い資料を短時間で作成できるため、ServiceNowのナレッジ記事の質を向上させ、ユーザーの自己解決を促進することができると考えました。

Photopeaの画像編集機能は、ServiceNowの画面キャプチャに注釈を入れたり、特定の操作手順を分かりやすく加工したりする際に活用できると感じました。色の調整や画像の合成などのスキルは、ServiceNowに関する社内向けの説明資料やトレーニング資料の作成にも応用できると考えました。

Webサイトのデザインだけでなく、ServiceNow関連の様々なドキュメント作成においても、デザインの知識が重要であることを改めて認識しました。自分のアイデアを視覚的に分かりやすく表現できるようになったことで、ServiceNowの導入プロジェクトにおけるコミュニケーション能力も向上したと感じています。デザインの力を活用することで、ServiceNowの情報をより効果的に伝えることができると確信しました。

CanvaやPhotopeaのスキルは、ServiceNowのコンサルタントとして、顧客向けの提案資料や報告書を作成する際にも役立つだろうという期待感を持っています。単に機能を紹介するだけでなく、視覚的に訴求力のある資料を作成することで、顧客への説明力や説得力を高めることができると考えています。

8. 選考突破の秘訣 – ServiceNowの経験とJavaScriptへの熱意をアピール!:

ハローワークの職業訓練の選考を受ける前に、なぜ今、私がWEB基礎科でJavaScriptを学びたいのか、その明確な理由をしっかりと整理しました。面接では、これまでの14年間にわたるServiceNowの導入経験を具体的に説明し、その中でWeb技術、特にJavaScriptの知識が不足していると感じていたことを正直に伝えました。

JavaScriptを習得することで、ServiceNowのスキルをさらに高め、より市場価値の高い人材になりたいという強い熱意を面接官に伝えました。単なる興味本位ではなく、定年後の新たなキャリアに向けて真剣にスキルアップを目指していることを強調しました。年齢は60歳になりましたが、新しい技術を学ぶ意欲は誰にも負けないという強い気持ちを伝えました。

私の強みであるServiceNowの経験と、これから習得するJavaScriptのスキルを組み合わせることで、企業にどのように貢献できるのかを具体的に説明しました。例えば、ServiceNowの導入プロジェクトにおいて、JavaScriptの知識を活かしてより高度なカスタマイズや機能拡張を実現できることなどを伝えました。選考官に、自分の言葉で、ServiceNowとJavaScriptに対する熱い思いを素直に伝えたことが、合格につながったのだと思います。訓練で何を学びたいか、そしてそれを将来どのようにServiceNowの経験と結びつけて活かしたいかを明確に語ったことも、評価されたのかもしれません。

9. 訓練校で出会った仲間たち – 年齢なんて関係ない!共に学び、刺激し合う喜び:

職業訓練校の教室で出会った仲間たちは、年齢もバックグラウンドも様々でしたが、Web開発という共通の目標に向かって共に学ぶという一体感がありました。

Web開発を学ぶ中で、ServiceNowとは全く異なる視点や考え方に触れることができ、自身の視野が大きく広がったと感じています。Webサイトの構築方法やデザインの考え方など、これまでServiceNowの導入プロジェクトではあまり意識していなかった分野について学ぶことは、非常に新鮮で刺激的でした。

共に課題に取り組み、若い世代の仲間たちから彼らの柔軟な発想や新しいツールに対する知識には、常に刺激を受けていました。年齢の垣根を越えて、友情が芽生えたことの喜びは、今回の訓練の大きな収穫の一つです。目標を共有し、共に成長していくことの心強さを感じながら、充実した4ヶ月間を過ごすことができました。

10. 60歳からの再出発!個人事業主としてServiceNowの業務委託を受注:

4ヶ月間の職業訓練を終え、私は新たな一歩を踏み出しました。訓練で習得したJavaScriptのスキルと、これまで14年間培ってきたServiceNowの豊富な経験を活かして、個人事業主として独立することを決意したのです。

そして、今年2月、個人事業「Bellwood Services」を開業しました。

開業準備を進める中で、職業訓練校で学んだWebの知識、特にCanvaやPhotopeaのスキルが、事業のブランディングや広報活動に非常に役立ちました。自分のWebサイトを作成したり、ロゴや名刺をデザインしたりする際に、訓練で得たスキルが大いに役立ちました。

そして、嬉しいことに、開業したばかりの2月に、早速ServiceNow関連の業務委託契約を結ぶことができました。長年の経験と、新たに習得したWebの知識が評価されたのだと感じています。さらに、3月には2社目となるServiceNow関連の業務委託契約を結ぶことができ、順調なスタートを切ることができました。

60歳からの新たな挑戦は、決して簡単な道のりではありませんが、ハローワークでの職業訓練を通して得たスキルと自信、そして長年の経験を活かして、これからも積極的に活動していきたいと思っています。

11. 「ServiceNowの経験にJavaScriptをプラス!人生はいつでも再起動できる!」 – 私が伝えたいメッセージ:

定年退職は、決してキャリアの終わりではありません。

私にとっては、長年培ってきたServiceNowの経験に、JavaScriptという新たなスキルをプラスして、さらに自分の可能性を広げるための絶好の機会となりました。年齢を重ねても、自分の強みに新しいスキルを掛け合わせることで、市場価値を高め、新たなキャリアを築くことができると、今回の経験を通して強く実感しました。

ハローワークの職業訓練は、まさに私の人生を再起動するための素晴らしいチャンスでした。無料で質の高い教育を受けることができ、同じ目標を持つ仲間たちと出会い、共に成長することができました。

もし、定年後のキャリアについて悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひハローワークの職業訓練を検討してみてください。きっと、新たな道が開けるはずです。 諦めずに努力すれば、年齢に関係なく、必ず道は開けると私は信じています。

いくつになっても学び続けることの喜び、そしてServiceNowの知識とWeb開発のスキルを融合させることによる自己成長の可能性を、今回の経験を通して改めて感じることができました。この経験を通して、同じように定年後のキャリアに悩んでいる方々に、少しでも勇気と希望を与えられたら幸いです。

12. 今後の展望 – ServiceNowとWebスキルを活かしてより幅広い貢献を!:

ハローワークの職業訓練で習得したJavaScriptのスキルと、これまで14年間培ってきたServiceNowの豊富な経験を活かして、個人事業主「Bellwood Services」として、より幅広い貢献を目指していきたいと考えています。

ServiceNowの導入支援やコンサルティング業務に加え、Web技術を活用したServiceNowのカスタマイズや機能拡張など、より高度なサービスを提供していきたいと思っています。

また、これまでの経験を活かして、ServiceNowの導入を検討している企業や、Web技術を活用したい企業に対して、最適なソリューションを提供することで、企業の成長をサポートしていきたいと考えています。

将来的には、自分の知識や経験を活かして、他の高齢者のリスキリングを支援するような活動にも関わっていきたいと考えています。人生100年時代と言われる現代において、生涯にわたる学習は非常に重要です。60歳を過ぎても、新しいスキルを習得し、自分のキャリアを再構築できることを、今回の経験を通して実感しました。

これからも常に新しい技術を学び続け、ServiceNowとWebのスキルを磨きながら、社会に貢献していきたいと強く思っています。


    Bellwood Services

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